アルヒバルド・ビビアンヒル(その他表記)Archibald Vivan Hill

20世紀西洋人名事典 の解説

アルヒバルド・ビビアン ヒル
Archibald Vivan Hill


1886.9.26 - 1977.6.3
英国生理学者。
元・マンチェスター大学教授,元・王立協会フォレルトン研究所教授,元・大英博物館理事。
ブリストル(グロセスターシャー)生まれ。
ケンブリッジ大学卒業後、生理学の研究に転向し、ラングレー師事筋肉収縮の研究を始め、1920〜23年マンチェスター大学生理学教授、’23〜25年ロンドン大学教授を歴任し、’26〜51年王立協会フォレルトン研究所教授となる。’13年熱が生成するのは筋肉が仕事を行った後で、その際分子状態の酸素が消費されることを発見したほか、神経興奮時の熱発生の研究も行った。’22年同様に筋肉のエネルギー代謝について研究したマイヤーホフと共にノーベル医学・生理学賞を受賞著書に「筋肉活動」(’26年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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