20世紀西洋人名事典 「アルフレッドウェルナー」の解説
アルフレッド ウェルナー
Alfred Werner
1866.12.12 - 1919.11.15
スイスの化学者。
チューリヒ大学教授。
ミュルーズ生まれ。
生涯を通じて、錯化合物の体系的理解に心血を注ぎ配位説を提唱して、無機化学構造論を開拓し、現代化学の発展に影響を及ぼした。1911年には不斉炭素を含まない対掌体錯体を合成し、光学分割に成功して無機化学の発展に寄与した。これらの業績に対し、’13年ノーベル化学賞を受ける。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報