20世紀西洋人名事典 「アルベールベガン」の解説
アルベール ベガン
Albert Béguin
1901.7.17 - 1957.5.3
スイスの批評家。
元・バーゼル大学教授。
ショー・ド・フォン市生まれ。
1937年独仏文学共通の文化的価値を解明した大著「ロマン的魂と夢」、「ジュラール・ド・ネルバル」(’37年)、「幻視者バルザック」(’46年)など多くの詩人を論じた批評などを著し、マルセル・レーモンとともにジュネーブ学派の創始者となる。この間’37〜46年バーゼル大学教授を務め、戦後’50年以来パリで「エスプリ」誌編集長として活躍する。著書はほかに「苦悩の神秘家ブロワ」(’48年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報