アルルカン(その他表記)〈フランス〉arlequin

関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルルカン」の意味・わかりやすい解説

アルルカン
Arlequin

コメディア・デラルテの下男役アルレッキーノのフランス名。派手な菱形模様のタイツ姿で,小さなマスクをかぶる。イギリスではハーレクィン Harlequinと呼ばれ,道化芝居 (→ハーレクィネード ) に出てくる若い男の恋人役で,コランバイン (コロンビーナ) の求婚者。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアルルカンの言及

【アルレッキーノ】より

…中世フランスの説話に現れるいたずら悪魔エルルカンHerlequin,エルカンHellequinがその語源であるといわれている。ザン・ガナッサ,またの名をアルベルト・ナゼッリ(1540ころ‐84)という喜劇役者が,フランス巡業のおり,コメディア・デラルテの道化役の祖型であるザンニZanniにアルルカンArlequinの名を与えた。ガナッサはこの役をイタリアにもち帰り,アルレッキーノという典型的な道化役を創造した。…

※「アルルカン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む