20世紀西洋人名事典 の解説
アレキサンダー・R. トッド
Alexander Robertus Todd
1907.10.2 -
英国の化学者。
元・クライスト・カレッジ学長。
グラスゴー生まれ。
別名Todd of Trumpton。
天然物の研究に貢献し、ヌクレオチドと補酵素に関する研究で、1957年ノーベル化学賞を受賞した。グラスゴー大学卒業後、フランクフルト大学、オックスフォード大学に学ぶ。’38年マンチェスター大学化学教授に就任し、’44年ケンブリッジ大学有機化学教授、’63〜78年クライスト・カレッジ学長を歴任した。’62年男爵を授けられ、Todd of Trumptonと名乗った。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報