20世紀西洋人名事典 「アレクセイパホーモフ」の解説
アレクセイ パホーモフ
Aleksei Fyodorovich Pakhomov
1900 - 1973.4.14
ソ連の画家。
元・レーピン芸術大学教授。
バルラモボ村生まれ。
児童書は楽しく、高度に教育的でなければならないという信念を持ち、自ら実践した。大卒後、イラストレーターとして児童雑誌「チズ」等で活躍。1946年スターリン賞を石版画「レニングラード封鎖の中の日々」で受賞。同年ソ連邦国家賞受賞。’49年来レーピン芸術大学教授。ソ連邦芸術アカデミー正会員。’68年よりL.トルストイの一連の童話「フィリップぼうず」では絵を担当。コンテを用いた黒白の絵で純心な子供の表情、所作をリアルに表現。他に「トルストイどうわえほん」「りんごころりん」等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報