現代外国人名録2016 「アンゲラメルケル」の解説
アンゲラ メルケル
Angela Merkel
- 職業・肩書
- 政治家 ドイツ首相,ドイツ・キリスト教民主同盟(CDU)党首 元ドイツ環境相
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1954年7月17日
- 出生地
- 西ドイツ・ハンブルク(ドイツ)
- 本名
- Merkel,Angela Dorothea
- 学歴
- ライプツィヒ大学(物理学)〔1978年〕卒
- 学位
- 物理学博士〔1986年〕
- 勲章褒章
- 自由勲章(米国大統領)〔2011年〕
- 経歴
- 西ドイツのハンブルクで生まれるが、父親が東ドイツの村の牧師となったため、生後2ケ月で東ドイツのブランデンブルク州に移住。ライプツィヒ大学卒業後、1978〜90年科学アカデミー物理化学中央研究所研究員として東ベルリンで研究に従事。ベルリンの壁崩壊を機に政治活動を始め、’90年東ドイツ最後のデ・メジエール政権で副報道官を務める。西ドイツのコール首相に有能ぶりを買われ政治家に転身、同年8月キリスト教民主同盟(CDU)に入党。同年12月より統一後のドイツ連邦議会議員。’91年女性青年相を経て、’94年環境相に就任。’95年気候変動枠組条約第1回締約国会議の議長を務めた。’98年10月環境相退任。同年11月CDU幹事長を経て、2000年4月同党初の女性党首に就任。2005年9月総選挙(下院選)で統一会派、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が僅差ながら第1党に返り咲く。同年11月CDU・CSUとシュレーダー元首相率いる中道左派の社会民主党(SPD)による大連立政権が発足し、ドイツ史上初の女性首相に就任。2009年9月総選挙ではCDU・CSUと自由民主党(FDP)の中道右派政党が勝利し、10月首相に再任。2013年12月3選。米経済誌「フォーブス」の“世界で最もパワフルな女性”ランキングで、2006〜2009年、2011〜2015年1位に選ばれる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報