アンチデューン(その他表記)antidune

岩石学辞典 「アンチデューン」の解説

アンチデューン

水面下の砂に現れる長く低い横波で,比較的速い流れで水の表面波の相.砂の波は下流に向けて移動し,定常的に留まることがあり,さらに短命な表面波のように上流に移動することも普通である[Gilbert : 1914, Allen : 1968].誤って火炎構造(flame structure)として用いられた[Lamont : 1957].河床物質とくに砂粒が流れにより移動し,河床上に形成する波形尾根の方向は普通は流れにほぼ直角である.流れに逆らって尾根が上流に移動するものをアンチデューンという[木村ほか : 1973].流れの高領域の一方向流によって形成されるベッドフォームで,平滑床を作る流れよりも流速が大きくなるとアンチデューンが形成され,さらに大きくなると底面が浸食される[地学団体研究会 : 1996].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む