20世紀西洋人名事典 「アントニーギゼンガ」の解説
アントニー ギゼンガ
Antoina Gizenga
1925 -
ザイールの政治家。
元・ザイール副首相。
教員を経て、コンゴ共和国の独立と共に副首相となる。カサブブ大統領と対立したルムンバ首相の逮捕後、1960年スタンリービルに中央政権を樹立し、カサブラのレオポルド政権と対立する。’61年アドウラ首相の挙国一致内閣成立の際は、副首相となるが、その後もルムンバ派指導者としての立場から政府との対立を繰り返し、再三逮捕される。’66年に国外脱出後も反政府運動を続けた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報