20世紀西洋人名事典 「アンドレドラン」の解説
アンドレ ドラン
André Derain
1880.6.10 - 1954.9.2.(8.説あり)
フランスの画家。
シャトゥー生まれ。
1898年パリのアカデミー・カリエール在学中に、マティスに出会う。1900年ブラマンクとアトリエを共有し制作に励む。’05年頃には最も鮮烈な色彩を大胆に用いる典型的なフォービスムの中心的な画家の一人となる。この頃の代表作に「テムズ川の落日」(’06年)がある。その後、キュビスム的傾向を経て、12年頃より古典主義に転じた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報