落日(読み)ラクジツ

デジタル大辞泉 「落日」の意味・読み・例文・類語

らく‐じつ【落日】

沈もうとする太陽。入り日。落暉らっき落陽
物事勢いが衰えることのたとえ。「大企業の落日
[類語]入り日夕日西日落陽斜陽夕影残光夕映え夕日影残照残映夕焼け朝日物寂しいさびしいさみしいうら寂しいこころ寂しいわびしい人恋しい孤愁人懐かしい物恋しい小寂しい哀感寂寥せきりょう寂寞せきばく寂寞じゃくまく索漠落莫らくばく蕭然しょうぜん蕭蕭しょうしょう蕭条しょうじょう蕭殺しょうさつ寥寥りょうりょう徒然つれづれ徒然とぜんすがれるうらぶれる寂れるしみじみたそがれ萎靡いび愁いさむざむセンチメンタル廃れるうら悲しいしんみりむせぶ哀愁悲愁憂愁物悲しい衰勢物哀れ落ちぶれる物思わしい切ない衰退衰残哀切諦観春愁幽愁秋風索漠愁思秋思愁然衰亡孤独盛者必衰やるせない

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精選版 日本国語大辞典 「落日」の意味・読み・例文・類語

らく‐じつ【落日】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 沈もうとする太陽。夕日。いりひ。
    1. [初出の実例]「逐兎馬蹄承落日、追禽鷹翮払軽風」(出典凌雲集(814)春日遊猟日暮宿江頭亭子〈嵯峨天皇〉)
    2. 「落日の紅は、そめいろの山をうつして」(出典:光悦本謡曲・羽衣(1548頃))
    3. [その他の文献]〔謝霊運‐撰征賦〕
  3. 勢いの盛んだったものが、次第に衰えることのたとえ。落ち目。
    1. [初出の実例]「旭日のアメリカのオウヨウさと、落日のイギリスのアセリを」(出典:日本のむこ殿(1955)〈読売新聞社会部〉石油)

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普及版 字通 「落日」の読み・字形・画数・意味

【落日】らくじつ

夕日。宋・軾〔虔州八境図、八首、二〕詩 濤頭寂を打つてる 貢臺靄(ぼあい)し 客登臨して、無限の思ひ 日、是れ長安

字通「落」の項目を見る

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デジタル大辞泉プラス 「落日」の解説

落日

日本ポピュラー音楽。歌は日本のバンド、東京事変。2005年発売。作詞作曲:椎名林檎。

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