アンモニア中毒(読み)あんもにあちゅうどく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アンモニア中毒」の意味・わかりやすい解説

アンモニア中毒
あんもにあちゅうどく

アンモニアによって引き起こされる中毒。冷凍作業や硫安工業などでこの中毒の危険がある。アンモニアは皮膚、粘膜の刺激および腐食性が強く、敏感な人は5ppmでも臭気を感じる。軽度のアンモニアの吸入でも、のど、鼻、目への刺激が強く、高濃度を吸入すると、呼吸困難、肺浮腫(ふしゅ)、肺の出血がおこる。また目に触れると角膜炎をおこすので、15分間以上流水で洗眼する。皮膚に作用したときも大量の水で十分に洗い落とす。アンモニアガスを吸入後、呼吸困難がおこったら速やかに酸素吸入を行う。中毒直後の症状が軽くても、数時間以上安静にしながら経過を観察する。労働衛生上の許容濃度は50ppmである。

[重田定義]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む