アーゾ(その他表記)Azo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アーゾ」の意味・わかりやすい解説

アーゾ
Azo

[生]1150頃.ボローニャ/カサマニヨール?
[没]1230
ボローニャの法学者のうちで最も著名な註釈学者の一人で,アックルシウスの師。彼の『勅法彙纂および法学提要集成』 Summa Codiciis et Institutionumは,イタリアのみならずヨーロッパ全土に影響を与え,「アーゾの本を携行せずに法廷に出るなかれ」と喧伝されるほど高い権威を有した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android