20世紀西洋人名事典 「アーブスノットレイン」の解説
アーブスノット レイン
Arbuthnot Lane
1856.7.4 - 1943.1.16
英国の外科医。
スコットランド生まれ。
ロンドンのガイ病院で医学を学び、1882年同病院解剖を担当し、1883〜1916年まで小児病院外科医を務める。’25年にはセント・メアリー病院を創設。骨折を完全接合させるため金属板で接ぐレーン板や、裂けた口蓋や慢性腸うっ血の治療などで貢献した。レーンのキンク(回腸終末部屈曲)としても名が知られるように、当代最優秀の外科医のひとりでもある。著書は「Operative Treatment of chronic Constipation」(’09年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報