キンク

デジタル大辞泉 「キンク」の意味・読み・例文・類語

キンク(kink)

糸、ひも、ワイヤーなどにできるよじれ、ねじれ、もつれ。

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普及版 字通 「キンク」の読み・字形・画数・意味

【巾】きんく

頭巾と、くつ。唐・杜甫〔李尊師の松樹障子に題する歌〕詩 下の人、巾同じ 偶坐すること、是れ山の四皓)に似たり

字通「巾」の項目を見る


【金】きんく

金色仏像

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キンク」の意味・わかりやすい解説

キンク
Kinck, Hans Ernst

[生]1865.10.11. エークスフョル
[没]1926.10.13. オスロ
ノルウェー小説家。古い農民文化とデンマークから流入した新文化との対立相克に悩み,終生この問題を追求した作家で,死後高く評価された。代表作は『なだれ』 Sneskavlen brast (3巻,1918~19) ,『ヘルマン・エク』 Herman Ek (23) の連作。短編集『こうもりの翼』 Flaggermusvinger (1895) ,『海から山まで』 Fra hav til hei (97) ,詩劇御者』 Driftekaren (1908) などのほか,多くの随筆がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「キンク」の意味・わかりやすい解説

キンク
きんく
Hans Ernst Kinck
(1865―1926)

ノルウェーの小説家。北極圏のフィンマルクの生まれ。古い農村文化を呼吸して育ち、それと新しい都会文化との相克に深い関心を抱く。ニーチェ、ベルグソンらの「生命哲学」の賛美者で、作品は深い形而上(けいじじょう)学的思索と社会的問題性を兼ね備え、広く読まれなかったが、識者の間には熱烈な支持者をみいだす。代表作に『ヘルマン・エク』(1896~98)、『雪崩(なだれ)来る』(1918~19)、『蝙蝠(こうもり)の翼』(1895)など。

[山室 静]

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