[生]1865.10.11. エークスフョル [没]1926.10.13. オスロ ノルウェーの小説家。古い農民文化とデンマークから流入した新文化との対立相克に悩み,終生この問題を追求した作家で,死後高く評価された。代表作は『なだれ』 Sneskavlen brast (3巻,1918~19) ,『ヘルマン・エク』 Herman Ek (23) の連作。短編集『こうもりの翼』 Flaggermusvinger (1895) ,『海から山まで』 Fra hav til hei (97) ,詩劇『御者』 Driftekaren (1908) などのほか,多くの随筆がある。