20世紀西洋人名事典 「イガエルヤディン」の解説
イガエル ヤディン
Yigael Yadin
1917.3.27.(3.22.説あり) - 1984.6.28
イスラエルの軍人,考古学者,政治家。
元・イスラエル副首相,元・ヘブライ大学教授,元・ヘブライ大学考古学研究所所長。
エルサレム生まれ。
別名Ygael Yadin。
父は考古学者のスケニク。1949〜52年イスラエル国防軍2代目参謀総長、’77〜81年副首相を歴任。又考古学者としては’63年ヘブライ大学教授となり、’70年以来同大学考古学研究所所長。’55〜58年ハツォルの発掘でイスラエル考古学の方法と組織を確立し、’60〜61年ユダの荒野の洞窟、’63〜65年マサダ発掘など、彼が手がけた主要な発掘は前例を見ないほど大規模なもので、何千人にものぼる数の有志を国の内外から集めて行われた。著書「古代オリエントの戦争技術」(’63年)、「マサダ」(’66年)、「バル・コホバ」(’71年)、「ハツォル」(’72年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報