現代外国人名録2016 「イザベルユペール」の解説
イザベル ユペール
Isabelle Huppert
- 職業・肩書
- 女優
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1953年3月16日
- 出生地
- パリ
- 本名
- Huppert,Isabelle Anne Madeleine
- 学歴
- パリ・コンセルヴァトワール
- 勲章褒章
- レジオン・ド・ヌール勲章シュバリエ章〔1999年〕, メリット勲章オフィシエ章〔2005年〕, レジオン・ド・ヌール勲章オフィシエ章〔2009年〕
- 受賞
- カンヌ国際映画祭主演女優賞〔1978年・2001年〕「ヴィオレット」「ピアニスト」,ベネチア国際映画祭主演女優賞〔1988年・1995年〕「主婦マリーがしたこと」「沈黙の女」,モスクワ国際映画祭銀賞(主演女優賞)〔1991年〕「ボヴァリー夫人」,セザール賞主演女優賞〔1995年〕「沈黙の女」,ベルリン国際映画祭銀熊賞(貢献賞,第52回)〔2002年〕,ベネチア国際映画祭特別獅子賞〔2005年〕「Gabrielle」,スタニスラフスキー賞〔2008年〕
- 経歴
- 父はハンガリー人、母は英国人。演劇の魅力にとりつかれ、パリのコンセルヴァトワールで学ぶ。1971年「夏の日のフォスティーヌ」で映画デビュー。’77年「La Dentellière(レースを編む女)」でカンヌ国際映画祭の話題となり、’78年「Violette Noziére(ヴィオレット)」で同映画祭主演女優賞を受賞。’80年マイケル・チミノ監督「天国の門」で米国映画にも進出、国際女優に。以来ゴダール、ワイダ、シャブロルなど恵まれた監督と作品の中で芯のある女を演じ続け、数々の賞を受賞。他の映画出演作に「バルスーズ」(’74年)、「勝手に逃げろ/人生」(’80年)、「パッション」(’82年)、「悪霊」(’87年)、「主婦マリーがしたこと」(’88年)、「女の復讐」(’90年)、「マリーナ」「ボヴァリー夫人」(’91年)、「愛・アマチュア」(’94年)、「沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇」(’95年)、「愛の破片」(’96年)、「キュリー夫妻」(’98年)、「ピアニスト」(2001年)、「8人の女たち」(2002年)、「ママン」「いつか、きっと」(2004年)、「Gabrielle」(2005年)、「3人のアンヌ」(2012年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報