百科事典マイペディア 「イスパノ・モレスク様式」の意味・わかりやすい解説 イスパノ・モレスク様式【イスパノモレスクようしき】 8―13世紀に盛行したイスラム教徒支配下のスペインの芸術。宗教上,人間や生物の図像表現が禁じられたため,建築や装飾芸術の領域に独創性を示し,コルドバの大モスク,アルハンブラ宮殿を実現した。また特にイスパノ・モレスクhispano-moresqueと呼ばれるスズ釉陶器は,マラガ,グラナダ,バレンシアを中心に作られたもの。→関連項目ペルシア陶器|マヨリカ|ラスター彩 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by