装飾芸術(読み)そうしょくげいじゅつ(その他表記)decorative arts

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「装飾芸術」の意味・わかりやすい解説

装飾芸術
そうしょくげいじゅつ
decorative arts

象徴的,表出的,内面的意図をもって制作される絵画彫刻などに対して,工芸品および建築細部などにその機能性に加えて純粋に視覚的な美的効果を高めるために適用される造形芸術身体装飾としての入墨のようなものから服飾装身具壁画,さらにほとんどすべての工芸品がその対象となりうる。その表現は非再現的,抽象的,文様的である。広義には,建築,庭園などに付随してその美術効果を高めるために使用される絵画や彫刻もこのなかに含まれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android