イスラエルとアラブ諸国

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イスラエルとアラブ諸国

1948年にユダヤ人がイスラエルを建国し、パレスチナ地方のアラブ人が故郷を追われた。反発したアラブ諸国は73年までに4度の中東戦争をイスラエルと戦った。イスラエルは79年にエジプト、94年にヨルダンとそれぞれ平和条約を締結した。イスラエルとパレスチナの和平が遠のく中、中東ではイスラム教シーア派大国イランの影響力が拡大。パレスチナ問題比重は相対的に低下していった。スンニ派の盟主サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)は、イランの脅威を共有するイスラエルとの関係改善を水面下で模索してきたとされる。(カイロ共同)

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