イソヤ場所(読み)いそやばしよ

日本歴史地名大系 「イソヤ場所」の解説

イソヤ場所
いそやばしよ

のちの磯谷(いそや)郡にほぼ相当する一帯に設定された場所。現寿都町北部から蘭越(らんこし)町にわたる。イソヤ持場ともいう。その範囲は「ヲタスツ領境ヨリアフシタ迄ノ里数二里三十四丁四十八間程」で(玉虫「入北記」安政四年閏五月一七日条)、「西蝦夷地場所地名等控」に惣名イソヤのうちとしてシマコタン、シリベツ、ライ子ンサキ、ルスカタがみえる。天保郷帳では西蝦夷地蝦夷人居所之分のイソヤ持場のうちとしてイソヤ、シュマコタン、ノット、シリベツが記される。

一七〇六年(宝永三年)二月下国季豊にイソヤが与えられている(福山秘府)。「蝦夷商賈聞書」に「下国主冷御預リ、出物類不足、鯡数子、夏塩鱒、荷積リ高二百石ハカリ、運上下直也」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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