イチョウボク(読み)いちょうぼく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イチョウボク」の意味・わかりやすい解説

イチョウボク
いちょうぼく
[学] Portulacaria afra (L.) Jacq.

スベリヒユ科(APG分類:ディディエレア科)ポーチュラカリア属の低木状多肉植物。南アフリカのカルー地方の乾燥地原産で、高さが2メートルにもなり、地域によっては優占群落をなす。枝は多肉質で、多数分枝し、明瞭(めいりょう)な節がある。葉は倒卵形で多肉質、長さ約1.2センチメートル、普通は短枝の先に2枚対生する。葉形がイチョウに似るので、その名がついた。花は淡紅色の梅咲きで径1センチメートル。日本ではほとんど花をつけない。鉢植え栽培のほか、地中海地方などでは生け垣にする。葉が黄覆輪品種がある。強健であるが、冬は3℃以上に保つ必要がある。

[湯浅浩史 2021年2月17日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む