いなの綱(読み)いなのつな

精選版 日本国語大辞典 「いなの綱」の意味・読み・例文・類語

いな‐の‐つな【いなの綱】

  1. 〘 名詞 〙 婚礼に用いる道具一つ。輿(こし)下簾(したすだれ)の裾の左右にさげる綱。白黒または紅白の布をないまぜにし、太綱で、先端を房としたもの。
    1. [初出の実例]「すそのきぬも、いなのつなも、ながえのほかへ出してさげ申候」(出典:娵入記(1443‐73頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む