ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イ・プクミョン」の意味・わかりやすい解説
イ・プクミョン(李北鳴)
イ・プクミョン
Yi Pukmyǒng
北朝鮮の作家。 1927年から咸興窒素肥料工場で働き,28年にこの工場の労働者の闘争を描いた中編『窒素肥料工場』を書いたが日本の特高警察に押収され,31年に再執筆して発表。カップに加入し,おもに労働者の生活とたたかいを描いた。 45年の解放後は朝鮮作家同盟副委員長をつとめ,代表作に『出勤停止』 (1932) ,『午前三時』 (35) ,『労働一家』 (47) ,『党の息子』 (61) ,『灯台』 (75) などがある。
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