イラン・クーデタ

山川 世界史小辞典 改訂新版 「イラン・クーデタ」の解説

イラン・クーデタ

1953年に起こったイランでの反動クーデタ。石油国有化運動を断行した国民戦線と対立したパフラヴィー2世は,8月16日バグダードに逃れたが,CIA協力を得て同月19日クーデタを起こし,国民戦線の指導者モサデグ首相を逮捕,国民戦線と人民党の大規模な弾圧を行った。これ以後,イランはアメリカへの従属を深めていくことになった。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む