モサデグ(その他表記)Muhammad Mossadegh

旺文社世界史事典 三訂版 「モサデグ」の解説

モサデグ
Muhammad Mossadegh

1880〜1967
イランの民族主義政治家
大蔵省につとめたのち政界にはいり,法相・内相などを歴任。国王レザー=シャー独裁を批判し,1930〜40年代に追放されたが,パフレヴィー2世即位後,44年国民議会議員に復帰。民族戦線の指導者となり,1950年議会の石油委員会委員長に選ばれ,51年3月アングロ−イラニアン石油会社の国有化法案を通過させてアバダン施設接収。同年4月に首相に就任したが,1953年の国王派軍部のクーデタで失脚した。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「モサデグ」の解説

モサデグ
Muḥammed Mossadegh

1880~1967

イラン石油国有化を行った政治家。民族主義が高まるなかで首相(在任1951~53)として石油国有化法を施行し,アングロ・イラニアン石油会社の施設を接収したが,1953年軍部クーデタで失脚した。

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