インド皇帝(その他表記)Emperor (Empress) of India

山川 世界史小辞典 改訂新版 「インド皇帝」の解説

インド皇帝(インドこうてい)
Emperor (Empress) of India

イギリス国王称号。1876年,インドの直接統治への移行(58年)を顕彰するために国王称号法が制定され,イギリス国王はインド皇帝の称号を使うことを許された。同年,ヴィクトリア女王インド女帝の称号を用いることを宣言,イギリス女王兼インド女帝となった。以後,イギリス国王はこの慣行に従った。実質的な権限を与えたわけではないが,イギリス国王が,シパーヒーの反乱の結果廃されたムガル皇帝権の継承者であることを誇示する措置であり,前近代的なインドを支配するための政治的な装置として持った意味は無視できない。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のインド皇帝の言及

【インド帝国】より

…イギリスがインドを直接支配した期間のインドの呼称。インドがイギリス王領に移管されてしばらくした1877年から,イギリス女王ビクトリアは〈インド女帝Empress of India〉の称号を合わせ持つことになり,その後のイギリス国王も代々インド皇帝と名のった。帝国の中にもう一つ帝国ができたことになる。…

※「インド皇帝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む