インピーダンス・プレチスモグラフィ(その他表記)impedance pletysmography

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

インピーダンス・プレチスモグラフィ
impedance pletysmography

皮膚に張った電極から微弱で無害な高周波電流 (一般には周波数 20~100kHz,数 mAの電流) を体内に流し,同じく体表にセットした電極からその電流を検出して生体インピーダンス (交流電流の流れにくさを表わす量) の変化を測定し,呼吸血液循環心拍出量,体内の水分貯留などに関する情報を得る検査法。プレチスモグラフィとは一般に内臓肢体体積の変化を記録する方法だが,このインピーダンス・プレチスモグラフィは重症者の呼吸の連続的監視,心臓機能の監視などに適しており,しかも生体に苦痛や害を与えない検査法としてすぐれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む