現代外国人名録2016 「イヴボンヌフォワ」の解説
イヴ ボンヌフォワ
Yves Bonnefoy
- 職業・肩書
- 詩人,評論家 元コレージュ・ド・フランス教授
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1923年6月24日
- 出生地
- トゥール
- 本名
- Bonnefoy,Yves Jean
- 学歴
- パリ大学
- 受賞
- ヌーベル・バーグ賞「昨日は荒涼として支配して」,バルザン賞〔1995年〕,正岡子規国際俳句賞大賞(第1回)〔2000年〕,フランツ・カフカ賞〔2007年〕,マリオ・ルーツィ賞〔2010年〕,ヴィアレッジョ賞〔2011年〕,グリフィン詩賞〔2011年〕
- 経歴
- 哲学を学び、一時シュールレアリスムの影響を受ける。1953年詩集「ドゥーヴの動と不動について」を出版して注目を浴び、批評家モーリス・サイエにより激賞された。詩論集やシェイクスピアの翻訳、さらに中世壁画の研究書やイタリア・ルネッサンスの美術についての美術論なども手掛け、多才な詩人として知られる。’58年発表の詩集「昨日は荒涼として支配して」はヌーベル・バーグ賞を受賞した。’81〜93年コレージュ・ド・フランス教授を務めた。他の著書に、詩集「文字に書かれた石」(’59年)、「閾の罠のなかで」(’75年)、詩論集「ありうべからざるもの」(’59年)、「マントヴァで見た夢」(’67年)、「赤い雲」(’77年)、評伝「ランボー」(’61年)、美術評論「ゴシック期フランスの壁画」(’54年)、「ローマ1630年、初期バロックの地平」(’70年)、「バロックの幻想」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報