最新 地学事典 の解説
ウィットウォーターズランドさんきんちいき
ウィットウォーターズランド産金地域
Witwatersrand goldfields
南ア,ヨハネスブルグ南西方の約480km×180kmの世界最大の産金地域。地質はSwaziland系を基盤とし,浅海~河川・湖沼堆積物からなる30~27億年前のWitwatersrand累層群,Ventersdorp累層群が堆積盆を埋積。Witwatersrand累層群は大きな向斜構造をなし,リーフと呼ばれる15層の含金礫岩層を挟む。礫は石英,チャートの円礫で,基質に黄鉄鉱,金,閃ウラン鉱,白金族その他多くの重鉱物を含む。平均金品位5~10ɡ/t。礫岩型金・ウラン鉱床の代表。1886年開山,最盛期には122鉱山が稼行,2019年までの産金量約5万tで,なおAu 3.6万tを残す。1952~75年のU3O8産出量約150万t(U3O8品位271ppm)。最深3,900mまで開発。
執筆者:中川 充・渡辺 寧
参照項目:含金礫岩
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

