最新 地学事典 「含金礫岩」の解説
がんきんれきがん
含金礫岩
auriferous conglomerate
自然金を伴うことを特徴とする礫岩。礫岩型として金鉱床の一タイプを構成。顕生代にも知られるが,代表的で大規模なものは先カンブリア時代に形成され,南アフリカのWitwatersrand地域・ブラジルのJacobina地域・ガーナのTarkwa地域などに発達。珪質岩の円礫を囲む基質中に大量の黄鉄鉱とともに自然金・ジルコン・クロム鉄鉱・モナズ石・閃ウラン鉱・ダイヤモンドなどの重鉱物を含む。特にWitwatersrand地域は世界最大の産金地帯でUも回収。成因は一種の砂鉱床とされるが,熱水説も根強く残っている。
執筆者:島崎 英彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

