20世紀西洋人名事典 「ウイリアムエリス」の解説
ウイリアム エリス
William Ellis
1828 - 1916
英国の天文学者。
父はグリニジ天文台に勤務、1841年同天文台の計算係として勤務、その後ダラム大学天文台を経、’53年グリニジの正台員となる。エアリー台長のもとで20年以上子午環観測に従事、同時に英国海軍の精密時計の保守係と報時信号を担当。’71年一等助手になると自ら磁気と気象部門に移る。部長を経’93年退官。地磁気学と気象学で貢献し、また「太陽黒点と地磁気」の論文を88才で発表。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報