知恵蔵 「ウイルス性食中毒」の解説 ウイルス性食中毒 これまで食中毒は、ほとんどが細菌によるもので、ウイルスが注目されることはなかった。しかし、近年、いくつかのウイルスが食中毒の原因になっていることが分かってきた。そのうち、A型肝炎ウイルスとノロウイルスが重要で、後者はウイルス性胃腸炎を起こし、下痢が主症状だが、吐き気、嘔吐、腹痛なども伴う。 (今西二郎 京都府立医科大学大学院教授 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by