ウィルヘルム・C.レントゲン(その他表記)Wilhelm Conrad Röntgen

20世紀西洋人名事典 の解説

ウィルヘルム・C. レントゲン
Wilhelm Conrad Röntgen


1845.3.27.(1845.3.28.説もあり) - 1923.2.10
ドイツの物理学者
元・ミュヘン大学教授,元・ミュヘン大学物理研究所長。
レネップ(ライン地方)生まれ。
初期の教育はオランダで、のちにチューリヒ工科大学で機械工学を学び、1869年学位取得。ストラスブール大学物理学講師を経て、1888年ビュルツブルク大学物理学教授となり、1900年からはミュンヘン大学物理学教授、物理研究所長を兼任する。研究として1895年クルックス管を用いて陰極線を研究中、黒い紙、木片などのような不透明体を透過する未知の放射線、X線を発見。これによって名を不滅にした。ほかにレントゲン電流(1888年)、結晶の電磁気的性質の研究などがある。第1回ノーベル物理学賞受賞者。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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