現代外国人名録2016 「ウェインルーニー」の解説
ウェイン ルーニー
Wayne Rooney
- 職業・肩書
- サッカー選手(マンチェスター・ユナイテッド・FW)
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1985年10月24日
- 出生地
- マージーサイド州リバプール
- 経歴
- エバートンのジュニアユース出身で、14歳でU-19チームに昇格。2002年4月トップチームに昇格。同年10月対アーセナル戦で、マイケル・オーエンの持つプレミアリーグ史上最年少記録を大幅に更新する16歳360日で初ゴールを決め、アーセナルの連続無敗記録も止める。2003年1月プロ契約。2004年8月プレミアリーグ史上3番目に高額の移籍金約54億円でマンチェスター・ユナイテッド(マンU)に移籍。2007年シーズン、チームは4季ぶりにリーグ優勝。2008年シーズン、リーグ2連覇と欧州チャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇を達成。トヨタ・クラブW杯では3得点の活躍でチームのクラブ世界一に貢献し、MVPに選ばれた。2009年シーズン、リーグ3連覇を果たすが、欧州CLでは決勝でバルセロナ(スペイン)に敗れた。2010年シーズンはリーグで自身最多の26得点を挙げる。2011年シーズンのマンチェスター・ダービーで決めた鮮やかなオーバーヘッドはプレミアリーグ歴代最高のゴールと称賛された。同シーズン、2013年シーズン、リーグ優勝。この間、2003年2月オーエンの持つ20世紀以降史上最年少記録を塗り替える17歳111日でイングランド代表にデビュー、9月代表最年少得点を決める。2004年UEFA欧州選手権(EURO2004)対スイス戦で大会史上最年少ゴールを挙げるなど、大会4得点を挙げ、イングランド代表のエースに成長。2006年4月リーグ戦で右足第4中足骨を骨折し、W杯ドイツ大会代表入りが危ぶまれたが、本大会ではエースとして出場。準々決勝のポルトガル戦で不用意な反則を犯して一発退場となり、イングランドはPK戦で負けて8強に終わった。2010年W杯南アフリカ大会は16強。2012年UEFA欧州選手権(EURO2012)8強。2014年W杯ブラジル大会代表。利き足は右だが、左右両足から放つ“キャノン砲”と呼ばれる得点力が魅力。アシスト力にも優れる。イングランドが世界に誇る代表とクラブの絶対的エース。2011年FIFA年間ベストイレブン。178センチ、78キロ。2011年オフに植毛手術を受けたことを明かし、話題に。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報