ウェルナーアルバー(英語表記)Werner Arber

現代外国人名録2016 「ウェルナーアルバー」の解説

ウェルナー アルバー
Werner Arber

職業・肩書
分子生物学者 元バーゼル大学分子生物学教授

国籍
スイス

生年月日
1929年6月3日

出生地
グレンヘン

学歴
ジュネーブ大学卒,チューリヒ工科大学卒

受賞
ノーベル医学生理学賞〔1978年〕

経歴
1953年ジュネーブ大学生物物理学研究室助手。一時渡米して研究したが、’60年スイスに帰国、’65年ジュネーブ大学分子遺伝学教授。’71年バーゼル大学分子生物学教授となる。’96〜99年ICSU会長。’60年代はじめ頃からλファージを用いてDNA分子の制限修飾現象遺伝子との関係を明らかにし、さらにDNAを分解する制限酵素大腸菌から発見し、分離に成功。遺伝子工学発展に寄与した。’78年H.O.スミス、ネーサンズとともにノーベル医学生理学賞を受賞

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「ウェルナーアルバー」の解説

ウェルナー アルバー
Werner Arber


1929.6.3 -
スイスの分子生物学者,微生物学者。
バーゼル大学教授。
グレンヘン生まれ。
大学卒業後、ジュネーヴ大学生物物理学研究室の助手となるが、研究のため一時渡米、’65年ジュネーヴ大学分子遺伝学教授、’71年からはバーゼル大学分子生物学教授を務める。’60年代始めλファージを用いたDNA分子の制限と修飾の現象と遺伝子との関係を研究、’68年大腸菌からDNAを分解する制限酵素の発見、分離に成功。’78年スミス・ネイサンズと共にノーベル医学生理学賞受賞。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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