20世紀西洋人名事典 「ウォルタークリスタラー」の解説
ウォルター クリスタラー
Walter Christaller
1893.4.21 - 1969.3.9
ドイツの地理学者。
シュワルツワルト生まれ。
地図の好きな少年として成長した。’20年代に社会主義運動に参加。大学を卒業後、経済理論を用いて説明した学位論文「南ドイツの中心地―都市の数・規模・分布や都市と農村間の機能的関係について」を提出。国土計画調査機関に認められ、’40年ドイツ軍の東方占領地区(ポーランド)の集落計画に従事。戦後中心地理論は高く評価され、ルール、ルント両大学から名誉博士の称号を得、「理論地理学の父」と呼ばれた。晩年には、観光立地論の研究に従事した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報