デジタル大辞泉
「ウジダ」の意味・読み・例文・類語
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ウジダ
うじだ
Oujda
北アフリカ、モロッコの北東端、アルジェリアとの国境近くにある都市。人口67万8778(1994)、市域の人口50万4480(2014推計)。550メートルの高原上にあり、アルジェリアへの鉄道の結節点である。ウジダ県の県都で、商業の中心地であり、柑橘(かんきつ)類、ブドウ、野菜、小麦など農産物の集散地である。食品、機械の工場、火力発電所のほか、周辺には鉛や石炭の鉱山がある。990年に建設され、マグラーワ王朝の首都となった。城壁の残るメディナ(古い街)の北西方に、ヨーロッパ風の市街が広がっている。
[藤井宏志]
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