日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウトロ」の意味・わかりやすい解説 ウトロうとろ 北海道東部、オホーツク総合振興局管内の斜里町(しゃりちょう)にある港町。宇登呂とも書く。知床半島(しれとこ)西岸のほぼ中央にある。第二次世界大戦後、引揚者漁民を収容して港湾整備が行われた。知床半島の北半部は知床国立公園に指定されており、ウトロは1970年代の観光開発で宿泊施設ができ、知床岬周遊船が発着し、羅臼(らうす)町との間に知床横断道路(国道334号の一部)が通じ、知床観光の拠点の一つとなっている。[岡本次郎][参照項目] | 斜里(町) | 知床国立公園 | 知床半島 ウトロ港 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例