ウラディーミルアシュケナージ(英語表記)Vladimir Ashkenazy

現代外国人名録2016 の解説

ウラディーミル アシュケナージ
Vladimir Ashkenazy

職業・肩書
指揮者,ピアニスト シドニー交響楽団首席指揮者・音楽監督,チェコ・フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者,NHK交響楽団桂冠指揮者

国籍
アイスランド

生年月日
1937年7月6日

出生地
ソ連ロシア共和国ゴーリキー(ロシア・ニジニーノブゴロド)

学歴
モスクワ音楽院

勲章褒章
ファルコン勲章〔1971年〕

受賞
ショパン国際ピアノコンクール第2位〔1955年〕,エリザベート王妃国際音楽コンクール第1位〔1956年〕,チャイコフスキー国際コンクール第1位〔1962年〕

経歴
母はロシア人、父はユダヤ系で軽音楽のピアニスト。6歳からピアノを学ぶ。モスクワ音楽院でレフ・オボーリン、ボリス・ゼムリアンスキーに学ぶ。数々のコンクールで優勝し、注目を浴びる。1963年英国へ亡命、国際的ピアニストとして活躍。’72年アイスランド国籍を取得。’75年頃から指揮活動も始める。名ピアニスト、大指揮者として、’87年よりロイヤル・フィルハーモニーの音楽監督を務め、“レイキャビークフェスティバル”の終身総裁でもある。’89年11月26年ぶりに祖国ソ連を訪れた。’93年ベルリン放送交響楽団(現・ベルリン・ドイツ交響楽団)首席指揮者。’94年ロイヤル・フィル音楽監督を辞任。’98年〜2003年チェコ・フィルハーモニー交響楽団首席指揮者・音楽監督、現在、同響桂冠指揮者。2000年には20年ぶりにショパンのピアノソナタ第2番録音、第3番と合わせてCD化する。1965年の初来日以来、毎年のように来日。2004〜2007年NHK交響楽団音楽監督、2007年より同響桂冠指揮者。同年「シベリウス交響曲全集」を録音。2009年よりシドニー交響楽団首席指揮者・音楽監督。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 の解説

ウラディーミル アシュケナージ
Vladimir Ashkenazy


1937.7.6 -
ソ連,アイスランドのピアノ奏者,指揮者。
ゴーリキー生まれ。
オボーリンに師事。ショパン国際コンクールで第2位。エリザベート、チャイコフスキー各国際コンクールで優勝。アイスランドの女流ピアニストと結婚する。世界的に第一級のピアニストと認められ、国際的に活躍。1965年以来数回来日。’81年ロンドンのフィルハーモニア管弦楽団の首席客演指揮者。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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