ウリ・ヘーネス(読み)うり・へーねす

知恵蔵mini 「ウリ・ヘーネス」の解説

ウリ・ヘーネス

元サッカー選手、実業家。1952年1月5日、ドイツ生まれ。フルネームはウルリッヒ・ヘーネスで、「ウリ」はニックネーム。65年~70年、スポーツクラブ「SSVウルム1846」で活躍し、70年に「FCバイエルン・ミュンヘンe.V.」に入団。72年のUEFA欧州選手権で代表デビュー。ワールドカップ、欧州選手権、チャンピオンズカップブンデスリーガ、ドイツカップの全てに出場し優勝を経験した。79年、「FCバイエルン」を退団し引退。同年、27歳にして同クラブのゼネラルマネージャー就任。以降、長年に渡りブンデスリーガの改革に尽力し、2009年5月にはドイツスポーツ振興財団の「ゴールドスポーツピラミッド」賞を受賞。09年11月、社団法人FCバイエルン・ミュンヘンの会長職に就任、株式会社FCバイエルン・ミュンヘンの監査役長も務めた。14年3月14日、2720万ユーロにのぼる脱税に関する裁判での有罪判決を認めるとともに、バイエルン会長を辞任することを発表した。

(2014-3-17)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android