ウルソール酸(読み)ウルソールサン

化学辞典 第2版 「ウルソール酸」の解説

ウルソール酸
ウルソールサン
ursolic acid

3-hydroxy-12-ursen-28-oic acid.C30H48O3(456.68).ウルサン骨格をもつ五環式トリテルペン系カルボン酸.はじめツツジ科ウワウルシArctostaphylos uvaursiから単離されたが,リンゴサクランボなどの果実,葉のろう状物質などに広汎に存在している.融点288 ℃.+70°(クロロホルム).エタノール,熱酢酸に易溶,ほか有機溶媒に可溶,水,石油エーテルに不溶.[CAS 77-52-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む