20世紀西洋人名事典 「ウルフ・フォンオイラー」の解説
ウルフ・フォン オイラー
Ulf von Euler
1905.2.7 - 1983.3.10
スウェーデンの生理学者。
元・ストックホルム大学教授,元・ノーベル財団総裁。
1930年にストックホルム大学カロリンスカヤ研究所医学部卒業の後、母校で研究を続け’39年に生理学教授となる。’46年に副腎から分泌されるノルアドレナリンを発見、交感神経の伝達物質であることを確認。’53〜’65年ノーベル医学・生理学賞選考委員。’66〜’75年ノーベル財団理事長。’70年「神経末端における伝達物質の発見とその研究」により、ノーベル生理学医学賞をアクセルロッド、カッツとともに受賞。’29年ノーベル化学賞を受賞したオイラー・ケルピンの子。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報