20世紀西洋人名事典 「ウルリヒウィルケン」の解説
ウルリヒ ウィルケン
Ulrich Wilcken
1862 - 1944
ドイツの古代史家,パピルス学者。
ブレスラウ大学、ウュルツブルク大学、ハレ大学、ライプツィヒ大学、ボン大学、ミュンヘン大学、ベルリン大学のそれぞれ教授を歴任した。生涯をパピルス史料の開拓、研究に尽くし、パピルス学を創始したことで知られる。専門研究誌「パピルス研究紀報」を1900年から刊行した。他に歴史学の分野でフィリッポス大王、アレクサンドロス大王を研究した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報