ウロコオリス(その他表記)scaly-tailed flying squirrel
Anomalurus peli

改訂新版 世界大百科事典 「ウロコオリス」の意味・わかりやすい解説

ウロコオリス
scaly-tailed flying squirrel
Anomalurus peli

齧歯(げつし)目ウロコオリス科の哺乳類。前・後肢の間にムササビに似た飛膜をもち,尾の付け根近くの裏側にうろこをもつ。ガーナリベリアの熱帯雨林に生息する。体長約43cm,尾長約46cm。体色は背側が暗褐色,腹側が白色。日中は樹洞に潜むが,ときには午後日光浴をすることもある。夜間は木の上をリスのように巧みに走ったり,木々の間を滑空して,ヤシの実などの種子,果実,樹皮などを食べる。滑空の際には樹木の高所まで登り,前・後肢と尾をのばして跳躍し,飛膜を広げて,他の木の低所に向けて100mに達する距離を飛ぶ。着陸の際には鋭いかぎづめが幹をしっかりとらえ,尾の裏のうろこが滑り止めの役目をする。うろこは樹幹を登るときに体を支える働きもする。雌は年2回出産し,1産1~2子。現地人は肉を好んで食べる。ウロコオリス科には飛膜のないマクナシウロコオリスを含む3属7種があり,すべてアフリカの熱帯・亜熱帯雨林にすむ。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む