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滑空 かっくうgliding

翻訳|gliding

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

滑空
かっくう
gliding

飛行機や滑空機 (グライダー) がエンジン推力のない状態で,ゆるい角度で降下すること。降下してゆく飛行経路と地面とのなす角度を滑空角,前進する距離とその間に沈下する高度の比を滑空比,単位時間内の高度低下を沈下率 (または降下率) という。滑空比は性能のよいグライダーほど大きく,高性能のソアラーでは 40:1をこえる。すなわち高度 1000mから滑空を始めると 40kmの遠方まで飛ぶことができ,その間に上昇気流があれば再び高度をとって飛び続けることができる。 (→グライダー )

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デジタル大辞泉の解説

かっ‐くう〔クワツ‐〕【滑空】

[名](スル)
航空機のエンジン停止状態や遅い回転状態での飛行、また、グライダーによる飛行にみられる、地表に対してある傾斜で降下する飛行状態。空中滑走。
空を滑るように飛行すること。鳥が広げた羽を動かさないで飛ぶことなど。

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大辞林 第三版の解説

かっくう【滑空】

( 名 ) スル
航空機がエンジンの力によらずに、上昇気流や地面に対して一定の角度で降下することによって揚力を得て空を飛ぶこと。空中滑走。 「 -飛行」 「グライダーが大空を-する」
鳥が羽ばたきをせず、羽を広げたまま飛ぶこと。

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世界大百科事典内の滑空の言及

【運動】より

…ハエなどは天井にさかさにとまった位置から瞬間的に飛びたつことができ,また長時間静止飛翔(ホバリング)をつづけることも可能である。ムササビやヒヨケザル,トビトカゲ,トビガエルなどは,翼に似た皮膜をもっており,これで滑空する。翼竜の仲間も滑空によって飛んでいたと考えられる。…

【グライダー】より

…滑空機とも呼ばれる。飛行機のように固定翼をもつが,推進のための動力はもたず,上昇気流を利用して上昇したり,長距離を滑空する航空機。…

【鳥類】より

…始祖鳥はカラスくらいの大きさで,その形態的特徴から推定すると,木に止まることができ,また翼の3本のつめとあしゆびを使って木の枝の上によじ登ることができた。しかし,現生の鳥のように自由に空を飛び回る能力がなかったことは明らかで,その飛行は木の上から下に滑空したり,羽ばたいて高いところに飛び上がることができた程度と考えられる。おそらくふだんは地上を歩いたり,枝から枝にとび移りながら生活し,主として昆虫類を捕食していたのであろう。…

【飛翔】より

…昆虫,鳥,コウモリなどの動物が行う飛翔には,さまざまな方法があるが,最も典型的なのは,はばたき飛行flapping flightであろう。そのほかにも,滑空glidingや空中停止飛行hovering(ホバリングともいう)などもよく見られる。はばたき運動はほとんどの飛翔動物に見られる。…

※「滑空」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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