ウンキアル・スケレッシ条約(読み)うんきあるすけれっしじょうやく

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ウンキアル・スケレッシ条約
うんきあるすけれっしじょうやく

1833年7月、ボスポラス海峡のウンキアル・スケレッシUnkiar-Skelessi(ヒュンキャル・イスケレシHünkâr Iskelesī)で結ばれたロシアとトルコとの間の相互援助条約。同年、エジプトの太守ムハンマド・アリー反乱で危機に瀕(ひん)したトルコが、ロシアに援助を要請、その見返りとして、ロシアにのみ軍艦のダーダネルス海峡通過権を認めた秘密条項を含むこの条約の調印となったもの。これを不満とする英仏は、ムハンマド・アリーの反乱鎮圧後の1841年7月、ロンドン条約でウンキアル・スケレッシ条約を解消、ロシア艦隊の海峡特権を消滅させた。

[藤村瞬一]

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