日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウンモンスズメ」の意味・わかりやすい解説 ウンモンスズメうんもんすずめ / 雲紋雀蛾[学] Callambulyx tatarinovii 昆虫綱鱗翅(りんし)目スズメガ科に属するガ。はねの開張60~70ミリメートル。前ばねは明るい緑色、後ろばねは赤色を帯びる。春から夏の終わりごろまで、1年に2回出現し、北海道から九州まで日本各地の平地にごく普通にみられ、よく灯火に飛来する。幼虫はケヤキ、アキニレなどニレ科の植物に寄生する。体は緑色の地に、赤や紅色の斑紋(はんもん)をもつことがある。夏に産み付けられた卵から孵化(ふか)した幼虫は、秋に老熟し、土中に入って蛹化(ようか)して越冬する。日本のほか周辺地域にも分布する。[井上 寛] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 「ウンモンスズメ」の解説 ウンモンスズメ学名:Callambulyx tatarinovii 種名 / ウンモンスズメ目名科名 / チョウ目|スズメガ科解説 / さなぎで越冬します。体の大きさ / (前ばねの長さ)30~38mm分布 / 北海道~九州成虫出現期 / 5~9月に2回発生幼虫の食べ物 / ケヤキ、ハルニレなど 出典 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫小学館の図鑑NEO[新版]昆虫について 情報 Sponserd by