20世紀西洋人名事典 「ウーゴトニャッティ」の解説
ウーゴ トニャッティ
Ugo Tognazzi
1922.3.23 - 1990.10.27
俳優。
イタリアのクレモナ生まれ。
食料品店の店員からアマチュア演劇を経て1950年に映画界に入る。’60年代に注目されるようになり、「狂ったバカンス」(’62年)、「女王蜂」(’63年)で評価され、以後コメディとドラマの両面で活躍する。「Il Mantenuto」(’61年)で監督も手がけ、以後時々監督もする。主な作品に「生きる喜び」(’60年)、「サンデー・ラバーズ」(’80年、監督も)、「Grazie,Commisario」(’88年)等がある。81年には「ある馬鹿げた男の悲劇」の演技でカンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報