岩石学辞典 「エアヒーヴ構造」の解説 エアヒーヴ構造 平面で不規則な円形の突起があり,断面では小さな捩れがある堆積構造.潮間の堆積物に取り込まれた空気が逃げることで形成されたものである[Stewart : 1956].可塑性に富む泥の中に発生した気泡が,泥の中を上昇しながら集まって生じる大きなエアポケットによって,堆積物が変形する現象をエア─ヒーブ(air-heave)という[木村ほか : 1973].heaveは持ち上げる,膨らませるの意味. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報